ごりめるの汗かき日記

アラサーメルヘンゴリラ(♀)がダイエットしたりしなかったりするやつです。

俺、ダイエットゴリラ(28♀)になるよ。

初回なんで自己紹介がわりに長い自分語りします。

私は今日まで28年間、何をしてきたのだろうか。

昔はまぁ細くはなかったかもしれないが人並みの体型だった気がする。

スポーツに明け暮れていた子供の頃はどちらかといえばガリで、筋肉質。

プールに入ればなんか全然進まなくて沈むし、腹筋も割れていた。

自分で言うのもアレだがそこそこスポーツで成績を残していた私は親の期待を一身に受け、スポーツのためにウエイトを上げるべく食べたくもないラーメンを食べに夜中に叩き起こされたり、ウエイトアップ用プロテインとか飲まされちゃったりで中学生の頃にはしっかり68kgになっていた。

身長が中学2年生の頃には既に現在の169cmだったのと、かなりハードなトレーニングを長年していたおかげか、68kgというゴリラでもバランスよくガッチリとした印象でデブという感じではなかった。

そうは言ってもゴリラにも思春期はある。

どちらかといえば太りづらくて無理やりウエイトを上げさせられた私は、スポーツやってなければ今頃普通に痩せてたんだろうな...などと泣きながら、おしゃれを楽しむうら若き乙女達を横目にひたすら筋トレをしていたのだった。

 

その後、高校入学と同時に家庭の問題でスポーツをやめた。

それまでずっと成人男性でも音を上げるであろうレベルの筋トレや稽古を毎日していたもんだから、突然何もなくなって体が気持ち悪くなってしまい、初めのうちは自主的に筋トレなどをして紛らわせていたのだが、次第に内容がゆるくなり、日数の間隔も開いていき、そのうち何もしなくなった。

その頃で大体63kgぐらいだった気がする。

スポーツの時に無理やり広げられた胃は健在だったが、当時はそれまでの筋肉の蓄積のおかげか、はたまた若さなのか、たくさん食べても急激に増えることはあまりなく、特に気にしていなかった。

 

しかし、その後私は人生を大きく変える出来事、そして一生悩む問題に直面することになる。

私は高校卒業後実家から離れ、進学せず派遣会社の内勤として働いていた。

初めての社会人としての生活に戸惑いながらも、拾ってもらった恩に報いたいという一心でがむしゃらに頑張っていた。

職場の人たちは皆いい人で、尚更「一刻も早く力にならねば!」という思いで必死だった。

業務内容は正直全然向いていないと思っていたが、少ない人数でギリギリで仕事を回していた為そんなことを考える余裕もなくひたすら毎日残業。

エスタロンモカ(カフェインをギュッとした錠剤)とコーヒーを手に血眼で日々をこなしていた。

具体的に何がきっかけだったかはもう覚えていないのだが、そのうち体に不調を感じるようになる。

思い返してみれば、涙が出る・無気力感などの症状は既にあったが、それ以上にその当時は異常に体がだるかったり、吐き気や動悸に問題を感じていて内科に通うようになった。

血液検査をしたり念のため何軒も内科を回ってみたりしたが毎回異常はないですねと言われるばかりで、正体不明の症状に不安になり始めた頃にようやく医師から「心療内科に診てもらいましょうか。招待状書きますね。」と言われたのだった。

仕事内容と量にプレッシャーは感じていたものの環境に不満はなかったので、またたらい回しにされてなんかもっとおっきい病院とかでちゃんと検査とかそういう感じになっていくかもな~なんて思っていた。

でもまぁ結果から言うと、精神疾患が見つかった。

 

長い問診となんかイボのついたヘルメットみたいなのをかぶせられて検査を受けた末についた病名は双極性障害2型とPTSDだった。

この二つの病気は家庭環境によって引き起こされたもののようで(確かにゴリゴリの被虐待児だわ何度も殺されかけるわ家中血だらけになって警察とか来ちゃうヤバイ家庭だわって感じだった)、今までなんとか心身を騙し騙しやってこれたけど、忙殺されている間にいつの間にか限界が来ちゃったのかもしれないね~とのことだった。

全然現状に不満を感じていないのにどうしてだろうと不思議ではあったが、まぁなんかリミッター外れちゃったんならしょうがないよね、と原因が明らかになったことで少し安心した。

それと、なんか薬飲めばちょっとは楽になるんだろうと思っていたので。

でも実際はそんなお気楽なことはなく、体調は急激に悪くなっていった。

自分に合う薬を見とその量をみつけるまでには実は結構時間がかかる。

薬によってはいきなり効果を見込める量を処方できないので徐々に量を増やさないといけないというものもあり、期待したようにツルッと社会復帰とは全くいかなかった。

休職させてもらっていた仕事は結局辞めざるを得なくなった。

 

それ以降しばらく「自分には社会の当たり前ができない」という感覚に苦しむことになる。

起きれない、出かけられない、電車に乗れない、穏やかでいられない、風呂に入れない。

ただ起きてボーッとしているだけで死にたい気持ちに押しつぶされそうだった。

その苦しさから少しでも逃げたくて、私はいつからか異常な量の食事をするようになっていく。

それが過食症の始まりだった。

 

そこから太るのは止められなかった。

いつしか、外に出たら太った自分を見て笑われるような気がして怖くて外出できなくなってしまった。

無理やり連れ出されそうになったときは泣いて嫌がった。

醜形恐怖症になりかけていたのかもしれない。(既になっていたのかもしれないが。)

その後、誰かに「人間って、自分が思ってるより他人は自分を気にしていないんだよ」と言われたことでスッと改善したのだが、過食はいまだに続いている。

 

ある程度薬も試してきて、昔に比べたら今はかなり心身ともに楽になった。

波はあるからやっぱりダメな時はダメではあるものの、自分のやりたいことにパワーを注げる程度には回復し、そのおかげで自分を認めてもらえるフィールドも出来てそれなりに毎日が楽しいと思えるようになってきた。

 

つまり...

 

今が痩せ時ってことですよね!?!?

 

当然、今までダイエットをしてこなかった訳じゃない。

寧ろめっちゃやった。

ダイエットという言葉をおかずに飯を食ってきた。

そう、百戦錬磨のデブというワケである。

これはもう並大抵ではない。

めっちゃ痩せにくくなってるはずだ。

そして私は今年、28歳になった。

アラサーである。

どうだ、ヤバイだろう?
ここで更に残酷な現実を直視します。

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87.9kgだが????????

これでいかにヤバイかお分かりいただけただろう。

という訳で、今日からダイエット始めました。

ツルッと痩せて来年の夏あたりには ITZYに入ってる予定です。

よろしくお願いします。